FC2は5日、ブログ記事更新後、最短40秒で反映される「FC2ブログサーチ」β版をリリースした。
FC2は6月5日、「FC2ブログサーチ」の半年に渡るテスト運用で実用的な性能を得られたと判断し、β版の公開を開始した。今後ユーザーのフィードバックを受け、引き続き改良を加えた後に正式版としてリリースするという。また、 FC2ブログサーチβ版公開と同時に、FC2ブログトップページからもブログサーチを利用できるようにサーチボックスを配置している。
FC2ブログサーチは速報を重視しており、ブログ記事の更新後、最短40秒で反映されるという点が特徴。さらに、「ping.fc2.com」にpingを送信することで、検索結果に即座に反映できるとしてオープンな姿勢を表明している。
なお、検索方法として、「site:ドメイン名」で検索すると、そのドメイン名のサイト内のみを検索対象とすることもできる。
さらにFC2が提供する「FC2 RSSリーダー」とも連動しており、RSSリーダーにキーワード機能を追加したことで、キーワードを含む記事が書かれたらすぐに見つけられるようになっている。FC2 RSSリーダーの利用には、FC2IDの無料登録が必要。
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BlogPeople、アフィリエイト連携の配信サービスを開始
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BlogPeopleは1日、a8.netのアフィリエイトの仕組みと連動した売れ筋商品のリスト配信サービス「BlogPeople Affi☆List」を開始した。
アイビィ・コミュニケーションズとファンコミュニケーションズが提供するBlogポータル「BlogPeople」は、 a8.netのアフィリエイトの仕組みと連動した売れ筋商品のリスト配信サービス「BlogPeople Affi☆List (アフィリスト)」を6月1日から提供開始した。A8.netとBlogPeopleの会員であれば、無料で利用することができる。
Affi☆Listは、お気に入り商品リンクプログラムから商品リスト表示用スクリプトを作成し、自らのブログのサイドバーに貼り付けるもの。自動的に内容が更新されて成果が計上される。このリスト作成にはA8.netのプログラムが利用されており、A8.netのアフィリエイトIDを設定することで、商品が購入された場合に同社から紹介料が支払われる。
また、このサービスはベネトンリーテイリングジャパンが運営するベネトンオンラインショッピングと連携しており、同サイトで旬の売れ筋商品リストをAffi☆Listを通じてブログに配信する「BlogPeople loves UNITED COLORS OF BENETTON.」も合わせてスタートした。
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paperboy&co.、会員認証システム「JugemKey認証API」を公開
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paperboy&co.は、1つのIDで複数サービスを利用可能な統合IDサービス「JugemKey」の認証システム「JugemKey認証API」を公開した。
ブログポータル「JUGEM」を提供するGMOインターネットグループのpaperboy&co.は5月31日、 1つのIDで複数サービスを利用可能な統合IDサービス「JugemKey」の認証システム「JugemKey認証API」を公開した。このAPIを利用すれば、「JugemKey」に対応した外部Webアプリケーションを簡単に構築することが可能になるという。
JugemKeyは、paperboy&co.が運営する複数サービスを1つのIDで利用できる統合IDサービス。現在はブログサービス「JUGEM」、RSSリーダー「PAIPO READER」、動画ブログパーツ「3ミリ」の3サービスを利用することが可能となっている(関連記事)。
JugemKey認証APIを利用すると、サービス開発者は約20万人のJugemKeyユーザーに向けたサービスの構築ができる。 JugemKey認証APIを利用したサービスの構築には、JugemKeyの登録ユーザーとなり、構築するWebアプリケーションごとに「APIキー」を取得する必要がある。
JugemKey認証APIを利用したサービスのログイン作業はすべてJugemKeyサイト上で行われるため、ユーザーはAPIを利用する第三者にIDやパスワードを取得されることなく、サービスを利用することができる。またサービス提供側にとっても、 JugemKey認証APIを利用することでSSLを用いた暗号化通信を簡単に提供することができるようになる。
今後は、認証API利用サービスごとにJugemKeyユーザーへの課金が行える機能や、ログイン画面のデザインカスタマイズ機能など、有料サービスの運営が簡単になるシステムの導入を検討しているという。さらに各サービスのAPIを順次公開する予定となっていて、JugemKey認証APIと組み合わせて活用することで、新たなサービスの開発も簡単にできるようになるとしている。
同社は、この認証API公開を機に、外部Webアプリケーションとの連動で、 JugemKeyが新たなコミュニケーションプラットフォームとして進化していくものと考えているという。